微分積分学のことを別名、解析学と呼びます。解析力学とは微分積分の数学知識をフルに使って力学の体系を整理し直し、より高度な問題を解こうとする分野です。ここで導入される変分原理(汎関数微分、ラグランジアン)は電磁気学や相対論、量子力学、素粒子論にも応用することが出来ます。解析力学は現代物理学の基礎知識の一つです。
第1部「力学の補足」
第2部「解析力学の基礎」
第3部「変分原理」
第4部「量子力学への入り口」
第5部「無限自由度の系」
第6部「電磁場の正準形式」
第7部「非保存力、拘束条件のある場合」
量子力学で使うのだから仕方ない。